ねこのカフェのお話

作者のねこは、よくカフェでお茶をします。色んなお店に行くので、色んな常連さんとお話しする機会があるので、そんな常連さんのコーヒーのこだわりなどを教えて貰い、書いていきます。

コーヒーと健康の意外な関係について教えてもらえました

コーヒーを飲むことで健康を維持できるかもしれない。最近の研究結果で、コーヒーと健康の意外な関係がいろいろと発見されてきました。
まず、コーヒーを飲むことで、脳腫瘍になるリスクが低下する。ということが研究で分かってきました。この研究によると、1日3杯以上コーヒーを飲む人は、そうでない人と比べて、脳腫瘍になるリスクが低下したそうです。
次に、コーヒーを飲む人の子宮体癌の発生リスクが低下する。ということも分かってきたそうです。研究によると、1日1~2杯コーヒーを飲む人は、そうでない人に比べて、発生リスクが0.61倍、1日3杯以上の人は発生リスクが0.38倍となったそうです。つまり、コーヒーを1日3杯以上飲む人は、あまり飲まない人に比べて、子宮体癌にかかるリスクが約4割となる、ということです。
また、コーヒーに含まれるポリフェノールとカフェインによって、認知症の予防効果があることが分かってきました。具体的には、ポリフェノールの抗酸化作用によって、活性酸素が脳細胞を破壊するのを予防します。カフェインは、アルツハイマー病の「老人斑」を除去して、脳内構造の正常化を助ける効果があるとされています。これらの作用によって、認知症が予防できるといわれています。
そして、運動の20分くらい前にカフェインを?とることで、脂肪燃焼効果がアップします。カフェインには、「リパーゼ」という脂肪の分解を促進させる酵素の働きを活性化させる作用があります。これによって、体内の脂肪が分解されエネルギーとなります。
このほかに、カフェインの利尿作用でむくみが解消できたり、血行が良くする作用によって、代謝が上がり、肩こりや冷え性が軽減される、などの効果もあります。
このように、コーヒーを飲むことは健康に良いのですが、飲みすぎには気を付けてください。
まず、コーヒーにはデメリットもあります。コーヒーは胃液の分泌を助長します。このため消化性胃潰瘍の原因となります。
次に、コーヒーに含まれるタンニンなどの成分が鉄イオンと結びつくことで、鉄分が吸収されにくくなります。これによって、貧血が助長されることがあります。
また、コーヒーに含まれているポリフェノールによって、歯に色素沈着がおこってしまいます。加えて、コーヒーの成分が舌の表面に付着したまま口の中のpHが下がると、特有の口臭を発してしまいます。
以上のように、コーヒーは健康と意外に関係しています。何事もとり過ぎはよくありません。ほどほどの量を楽しくおいしく飲むことが大切だと思います。